stutterの日記

ファンタシースターオンライン2の偏った話、ほか覚え書き

ACスクラッチの排出確率をどのように考えるべきか

6月8日に配信されたACスクラッチ「天下御免 傾奇者スタイル」では公式サイトのアイテムカタログで排出確率が表示されるようになった。これにより結局何回スクラッチすれば目的のアイテムが入手できるのか、確率が計算できるようになった。

とは言っても1%に満たない確率は感覚としてとらえにくいため、どれだけ試行しても当たらないかを考えるとわかりやすい。

排出確率0.993%のロビーアクションの場合:

  • ACスクラッチ券12個を使ったとして、当たらない確率は89%である。もしセット1回で当たったときは素晴らしく運がよいと言える。
  • さらに回数を重ねてセット6回分 (スクラッチ券72個) に到達した時点で当たらない確率は49%になる。投入金額は1万3000ACである。
  • 10セットではどうだろうか。投入金額は2万2000ACに達するが、まだ当たらない確率は30%だ。
  • 20セットの時点で当たらない確率は9%になる。ここまでで4万4000ACを投入したことになるが、そろそろ当たっていなければ、素晴らしく運がないと言えるだろう。
  • 25セットにもなれば当たらない確率はやっと5%になる。成功率95%と思えば、ドゥドゥで考えても信用できる確率だろうか。しかしここまでにかかった費用は5万5000ACに到達する。

現実的に考えるとここまでやらなくても途中で高額で再販できるアイテムが当たるので、PSO2でここまで投入するプレイヤーはまれだろう。

ちなみに最も排出確率が低い部類の属性強化5%は0.331%で、これは50セット (スクラッチ600回)、投入金額11万ACでも当たらない確率が13%ある。0.331%のグループは他にもヘアスタイルやアクセサリー、属性変化などが含まれる。これらは自力で引き当てることは考えず、マイショップを前提にしたほうがよい。

しかしここで再販価値に注目したユーザーの視線を集めるのは、排出確率が9.271%と突出した強化リスク (完全) である。これは旧式武器にしか使用できずオワコンの雰囲気が漂っているため、プレイヤーに与える印象は決してよいものではない。セガはこのあたりのコントロールは相変わらず苦手なようで、販売機会をみすみす逃しているようにも見える。